友作さん(45歳・男性・東京都・フロントエンドエンジニア)への取材インタビューです。
眠れない夜の暇つぶしのために始めた「ライブでゴーゴー」で、本命の恋愛感情にも似た深い見せ合いができるようになった友作さん。パフォーマーとの信頼関係を築き、最高の見せ合いをするコツをシェアしてくれました。
お話を聞いた人 | |
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プロフィール | 友作さん(45歳・男性・東京都・フロントエンドエンジニア) |
見せ合いサイトの頻度 | 週1回ほど |
利用期間 | 20年以上 |
主な相手 | 夢や目標のある子たち |
よく使うサイト | ライブでゴーゴー |
道具 | スマホのみ |
やり方 | なるべく聞き役に徹する |
工夫した点 | 「推し疲れ」に気をつける |
「ライブでゴーゴー」で暇つぶしが快感になった
――はじめに、友作さんがビデオチャットを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは一つではなく、いくつかあります。例えば、以前の私は、もともと無趣味なので暇を持て余していましたね。土日などの休日はもちろん、ゴールデンウィークなどの大型連休もやることがない、暇すぎる日常でした。やることがなさすぎて、恥ずかしいとさえ感じていましたから。
――暇すぎた、という理由のほかにも、なにかありましたか。
あとは、あえてバーチャルを選んだのは、現実の女性との交際にあまり関心がなかったからです。もちろん、人並みに性欲はありますが、リアルの恋愛や、風俗につぎ込んでまでそういう欲を満たしたいとは思いません。だから、出会い系サイトやマッチングアプリもやらず、一人で処理していました。
――なるほど。恋愛や結婚に関心がない男性は増えているそうです。
あとは単純に、暇なのに眠れないのもちょっとした悩みでした。もともと夜型人間なので、深夜になると目がさえてしまい、むしろ昼間よりも深夜の方がエネルギッシュな感覚があります。運動をしていないから疲れていないという理由もあるかもしれませんが、基本的に夜行性なので、目がさえてしまって、誰でもいいから話し相手が欲しい、起きている人と繋がりたい、と感じていました。
――休日や眠れない夜に、ふと話し相手が欲しくなり、バーチャルながらも異性の温もりを感じたい感情があったのかもしれませんね。
そうだと思います。あと、普段からあまり人と話さないので、単純に、声を出したかったという理由もあります。何日も人と会っていないと、声さえも出さない日が続き、いざ声を出そうとしても、声が枯れて出せないこともよくありましたから。リモートワークをしていると、本当に声が出なくなることがあるんですよ。
――もともと、ビデオチャットの有料サイトをやった経験はあったのでしょうか。
昔から、存在は知っていましたし、課金して遊んだ経験もあります。没頭したとか、ハマったというほどではありませんが。少なからず経験はあったので、緊張することもなかたですし、不安感もありませんでした。あと、無料ポイントもあるのでそれほどお金もかかりませんし。
――無料ポイントが付くことは、やはり始めるきっかけになりますか。
ないよりは、あった方がいいと思います。もちろん、無料ポイントだけ使って、無課金で遊ぼうとは思いませんが。
――数あるビデオチャットの中から、なぜ、ライブでゴーゴーを選んだのでしょうか。
特にこだわりがあったわけではありません。ふと、誰でもいいから話したい、と感じたときに、ネット検索をして、たまたま目に付いたのがライブでゴーゴーだった、という感覚です。サイトの存在は知っていましたが、トップページをあらためて初見で眺めたときに、若くて美人が並んでいて、妙にドキドキしてしまったのを覚えています。
――確かに、ライブでゴーゴーは若くて美少女が揃っていることで有名ですよね。
女の子たちの年齢を見て、あまりにも若いので年甲斐もなく興奮してしまいました。現役のJKとしゃべる機会なんてないですから。
――眠れない夜に暇つぶしをしたい、知らない異性と話したい、という願望は、すぐに満たされましたか。
はい。結論を言うと、それ以上でした。深夜でも早朝でも、いつでも知らない女の子と話せますし、親しくなれば、恋人やそれ以上の見せ合いもできるのがビデオチャットの醍醐味だと思っています。逆に、予想外だったのは、相手から必要とされること、に喜びを感じたことです。
――それはどういうことですか。
ライブでゴーゴーに限らず、ビデオチャット全般に言えることですが、活動している女の子たちはそれぞれが夢や目標を持っています。純粋に、報酬を稼ぎたいという子もいれば、ランキングの上位を目指している子もいますし、古参のファンとの会話を純粋に楽しんでいる子もいます。そして、それぞれの女の子に貢献してあげることで、感謝され、必要とされるようになるんですよ。女の子の目の輝きを見れば、信頼関係があることは分かりますから。それが、なによりの快感です。
――確かに、パフォーマーとして活動している理由は様々ですが、女性側にとっても、リピーターの男性との会話は生活の一部になりますからね。
実際、寝起きもよくなりましたし、仕事のやる気も出ましたし、支える存在がいると毎日が明るくなりますよ。
ライブでゴーゴーで見せ合いする流れはこんな感じ
――実際、ライブでゴーゴーをどのような流れで楽しまれていますか。
私の場合は、あまり社交的なタイプではないので、ツーショットの見せ合いが好きです。双方向で見せ合うのは恥ずかしさや照れもありますが、本当に繋がっている安心感もあります。
――容姿のほかに、パフォーマーを選ぶ基準のようなものはありますか。
とりあえず、「待機中」アイコンが付いている中から好みの子を選ぶ、入室してみて、相性がいいかどうかを重視します。待機映像だけ覗いてみても、容姿の雰囲気は分かりますが、性格が合うかどうかまでは分からないので。実際、見た目と中身が全然違う子もなんども見てきました。
――ビデオチャットにおいて、「相性がいい」とはどのようなときに感じますか。
上手く言えないですが、損得勘定なしで、純粋に応援したくなる子をサポートするようにしています。
――見せ合いを楽しむためには、信頼関係が必要と伺いました。それは、どういうことですか。
一言で言えば、相手の悩みに寄り添ってあげることが大事だと思っています。パフォーマーとして活動していると、少なからず悩みやストレスを抱えていますから。そんな悩みを聞き、理解し、寄り添ってあげることで距離が縮まりますし、深みのある見せ合いができるようになりますよ。
――なるほど、そんな風に紳士的に接することで、非モテからモテ男になられたのですね。
モテ男とまではいきませんが、必要とされる存在になれるのは確かです。ビデオチャットは、夢や目標に向かって活動している女の子と、それをサポートしてあげる男性とで成り立っていますから。
――ちなみに、料金的にはどのくらい使われますか。
その月によっても、相手によっても変わります。でも、だいたい1回に1万円ほど使っていると思います。多いときは、一晩で2~3万円課金することもあります。ツーショットで見せ合いながら、リアルタイムで同時にアニメを鑑賞したり、寝落ち通話したこともありますから。ライブでゴーゴーは、ツーショットが1分130円なので、だいたい1回に2時間前後は話している計算です。でも、ライブでゴーゴーには「新人半額」などのキャンペーンもありますし、意外とお金はかかっていませんよ。それよりも、やったあとの充実感というか、愛情を感じるというか、心が温かくなることに価値があると思っています。
非モテから脱却する方法について
――先ほど、非モテからモテ男になれた理由の一つとして、相手の悩みやストレスを理解してあげることが大事と仰いました。それを具体的に教えてください。
先ほども言いましたが、パフォーマーとして活動している女の子たちは、それぞれが少なからず悩みやストレスを抱えています。例えば、ノンアダなのに脱ぎを要求されるのも日常茶飯事だそうです。でも、課金するのは男性側なので、はっきりと嫌と言えない上下関係があるのですよ。
――確かに、そんな悩みに寄り添ってあげる男性がいるだけで、女性側は癒されるのかもしれませんね。
少なからず、ホッと一息つけるような、癒しの時間を作れるように努力しています。私自身が暇つぶしをしたいから始めたのが、いつのまにか、相手のためにやるようになったのは、自分でも意外でした。自分が満足するかどうかよりも、相手から感謝され、必要とされることで、自分の価値を脳で再認識できましたから。
――逆に、友作さんご自身が、悩みやストレスを抱えてしまうことはありませんか。
ない訳ではありません。例えば、実際に昔あったことですが、ラインキング上位を目指している子に貢献することに生き甲斐を感じてしまい、毎月かなり課金していました。でも、ライブでゴーゴーの仕組み上、女の子のランクが一定以上になると、累計ではなく月間の実績で順位が決まるようになるんですよ。終わりのない推し活に、「推し疲れ」になってしまったことはあります。
――確かに、感謝されることは幸せですが、ストレスにならないようにバランスよく関わることが大切ですね。
間違いありません。
編集後記
今回は、自称、非モテだった友作さんに、ライブでゴーゴーで見せ合いする快感を伺いました。
パフォーマーとして活動している女性たちの、悩みやストレスを理解し、よき理解者になってあげることで、お客とパフォーマーという関係を超えて、信頼関係を築けるのだとか。
そして、信頼関係があれば、恋人と同等かそれ以上の見せ合いができる、という話に興味深いものがありました。
例えば、最初はばっちりメイクをして、ウィッグやマスクで変装していた女性が、やがてお風呂上がりのすっぴんまで見せてくれるようになった変化もあったそうです。
男性なら誰でも、ドキドキしてしまう瞬間ですよね。
まさに、信頼関係のある証です。
深夜でも早朝でも、同じ時間に起きている人がいるだけで安心できるのは、女性側も同じこと。
ただの暇つぶしではなく、信頼関係を大切にすれば、ただの見せ合いがもっと意味あるものになるはずです。
